永久脱毛ができるのはクリニックだけ！

脱毛には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なりますが、永久脱毛が行えるのはクリニックで施術される脱毛だけです。

美容サロンやセルフケアでは、施術を受けないと次第に毛が生えてきてしまうため、いずれムダ毛のお手入れが必要になってしまいます。

一方、クリニックで脱毛することによって、施術前と比べて2/3以上のムダ毛を減らすことができるため、お手入れいらずのツルスベ肌を手に入れることが可能になるのです。

また、美容外科では脱毛以外にも多様な美容施術のプランがあるため、トータルで自分の美しさを磨き上げたいという女性にピッタリの方法と言えます。

医師が常駐、看護師が施術の安心体制

クリニックでの脱毛が選ばれる理由は、脱毛効果だけでなく、なんといっても安心のフォロー体制です。

美容・脱毛サロンと違い、クリニックでは医師が診察・カウンセリングをした後に、看護師によって永久脱毛の施術が行われます。

これは、医療機関で使われる脱毛器の出力が非常に高いため、脱毛自体が医療行為として扱われているからです。

そのため、永久脱毛に不安がある方でも安心して施術が受けられ、また何かトラブルが発生した場合にも迅速に対応してもらうことができます。

また、痛みに弱い女性の場合は、希望に応じて笑気ガスによる吸入麻酔や表面麻酔を行うことができるため、より快適に脱毛の施術が受けられます。

サロンに比べて通う回数が少なく、完了期間が短い

美容サロンや脱毛サロンで使われている脱毛器は、一般の方が使える安全性を保つため、医療用に比べて出力が低くなっています。

そのため、脱毛効果を感じるまでに時間がかかりますが、永久脱毛ならサロン脱毛の半分の回数・期間で終えることが可能です。

毛質や機種にもよりますが、クリニックなら2~3ヶ月に1回程度の通院と回数が少なく、施術も1~2年あれば完了します。

脱毛にかける時間的コストが少ないので、学校や仕事、育児などで多忙な方も続けやすいでしょう。

①アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトという宝石を使用し、毛根にあるメラニン色素にアプローチすることで、再生細胞を破壊して脱毛効果を得ています。

「ジェントルレーズ」という機種がアレキサンドライトレーザーにあたり、日本の医療機関では特に多く導入されている脱毛方法です。

755nmという長い波長（ロングパルス）が特徴で、やけどが起こりやすいと言われる日本人の肌質に適しているため、施術後の肌負担やリスクが少ない脱毛方法と言われています。

一方、日焼けしている肌や地黒の方など、皮膚の色が濃い方にとってはダメージが強く、皮膚色の濃さ（メラニンの程度）によっては使用できないこともあります。

アレキサンドライトレーザーは、照射と皮膚の冷却を同時に行えることから、痛みに弱い人も比較的受けやすい施術です。

冷却用のジェル塗布や施術後のクーリングが必要ないので、施術が比較的短時間で終わるのも魅力と言えるでしょう。

また、脱毛効果に加えてシミ・そばかす・ニキビ跡といった色素沈着のお悩みや、毛穴の開きに対する美肌効果もあり、特に顔の脱毛施術をしたい方にとっては一石二鳥の施術です。

普通～濃い毛へのアプローチを得意としている機械であることから、産毛に対する効果は少々弱いのが難点と言えます。

②ダイオードレーザー

半導体（ダイオード）を使って近赤外線を照射することにより、バルジ領域や毛乳頭にアプローチして脱毛する方法です。

810nmという波長の長さは3種類の中で一番短いですが、脱毛効果とレーザーの届きやすさのバランスが絶妙で、日本人のような黄色人種の肌に適しています。

美肌効果はないものの、産毛や白髪など色素の薄い毛に対する効果も高いので、全身の永久脱毛を行いたい方に特におすすめできる機械です。

レーザーの打ち方の違いによる区別があり、「ショット式」と「蓄熱式」の2種類の方法が存在します。

ショット式（HR式／熱破壊式）

高い出力のレーザーを1発ずつ照射することで、ムダ毛を作り出す毛根（毛乳頭）を破壊し、脱毛効果を発揮します。

「ライトシェアデュエット」「ベクタス」といった機種名を使っている医療機関は、ショット式を採用している永久脱毛です。

脱毛効果の即効性が高いため実感力に優れている一方で、指先やVIOなどの敏感な場所は少々痛みが強く感じられる傾向にあります。

蓄熱式（SHR式）

低い出力のレーザーを連続で照射することで、毛に栄養を与えるバルジ領域を破壊し、脱毛効果を発揮する方法です。

医療機関でよく使われている脱毛器には、「ソプラノ」「メディオスター」といった機種名があります。

ショット式に比べて痛みが少ないため、日焼け肌、地黒肌、敏感肌の方も安全に永久脱毛を行うことが可能です。

また、もう周期に関係なく施術することが可能なので、受診の周期がズレてしまっても心配いりません。

③YAG（ヤグ）レーザー

イットリウム（Yittrium）・アルミニウム（Aluminum）・ガーネット（Garnet）の3種類の金属の結晶を使い、熱を加えることによって細胞を破壊する脱毛です。

「ジェントルヤグ」「ネオジムヤグレーザー」という名称の機械なら、YAGレーザーを使っている医療機関になります。

3種類の中で最も波長が長い超ロングパルス（1064nm）で、肌の奥までレーザーが届きやすいため、産毛から剛毛までどんなムダ毛もしっかり脱毛してくれるため、特に効果の高い方法です。

また、YAGレーザーは肌の細胞を活性化させる働きがあり、美肌になりたい方やシミ・ニキビ跡の気になる方にもおすすめです。

出力パワーは強いものの、肌の深くにアプローチするので、日焼けしている方や地黒肌の方、色素沈着のある部位でも使うことができます。

ただし、3種類の脱毛方法の中では最も痛みが強く、施術後の赤みや乾燥などトラブルが起こりやすいというデメリットもあります。

④3波長同時照射レーザー

アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザーはそれぞれ、レーザーの波長の届く長さ（深さ）に違いがあり、波長が長い脱毛器ほど濃く太い毛に効果を発揮し、波長が短いものは細く薄い毛の脱毛を得意としています。

従来の永久脱毛では、1種類の脱毛器を使って施術する事が多く、どうしても苦手な部分は効果が出にくいという難点がありました。

また、2~3種類の機械を使って脱毛をするクリニックでは、値段が高めになったり、施術時間が伸びてしまうというデメリットが生じていました。

これらの難点を改善したのが、「ソプラノアイス・プラチナム」という3波長同時照射レーザーです。

基本の作りは蓄熱式ダイオードレーザーですが、ダイオード技術の進化により、長さの違う3つの波長を同時に出すことが可能になりました。

肌質・毛質を問わずに使えるオールラウンダーかつ、施術時間の短縮も実現し、より利便性が高まっています。

しかも、連続照射が行えるので打ち漏れも少なく、痛みを感じづらいという蓄熱式ならではのメリットも存在するので、各脱毛器の良いところだけを集めたような機械です。

まだ導入している医療機関が少ないので、施術を受けられる場所に限りがあるという点がデメリットと言えます。