下着サイズの正しい測り方|体を綺麗に見せるブラ・ショーツの大きさは?

正しいサイズの下着を着用することでボディの崩れを防ぎ、洋服の上から綺麗なラインを見せることができます。

下着を通販で購入する時にも使える、ブラやショーツ、ガードルなどの正しい測り方を紹介します。

下着のサイズは適当ではダメ!?

下着のサイズは思っている以上に大切!

正しいサイズの下着は、胸やお尻などの体の形を正しく保ち、ボディラインの崩れを防いでくれます。

自分のサイズに合っていないと、窮屈すぎてお肉がはみ出してしまったり、大きすぎて垂れてしまうのです。

さらに、洋服を着用した時にもジャストサイズでないと、不自然に変形したバストやヒップに見えてしまい、せっかくの素敵なデザインも台無しになってしまいます。

しかも、胸やボディラインの崩れだけでなく、内臓の下垂、冷え、便秘、疲労、肩こりなどを引き起こしてしまう事もあるのです。

1年中同じ下着を着用している方も多いようですが、できれば新しい下着を購入する時はサイズを正しく測り、自分にピッタリのサイズを選びましょう。

7割以上の女性が自分のサイズを誤解している

大手下着メーカーの調査によると、なんと71%以上の女性が、自分の下着サイズを間違えたまま着用しているという結果になりました。

「なんとなくサイズを選んでいる」「前回買った時と同じサイズを探す」という女性もいるようですが、体形は日々変化しているので、気が付かないうちに下着のサイズが合わなくなっていることがあります。

1度崩れたボディラインは戻すのが難しく、特に胸は一度垂れてしまうと、二度と元の位置に戻すことが出来ません。

体の健康と美しさを保つためにも、正しい下着サイズの測り方をマスターして、買い直しの度に再確認しましょう。

「キツイ」「つらい」はサイズ違いの可能性大

下着を着用している時に、キツくて窮屈な感じがする方、長時間着けているのがつらい方は、サイズが間違っている可能性があります。

本来、体のサイズに合わせてブラやショーツを選んでいれば、キツさや苦しさなどを感じることは無いからです。

下記の項目に該当する方は、下着選びを始める前に自分で再度サイズを測り、適切な下着を購入してください。

当てはまったら要注意!下着サイズ間違いチェック

  • すぐにブラのホックを外したくなる
  • ショーツを脱ぐと跡がついている
  • 下着と体の間にすきまができている
  • 体をひねったり動かすと、下着がずれてしまう
  • ジャンプをした時に、胸やお尻が大きく揺れる
  • 洋服を着用した際、お肉がはみ出ていたり、逆に凹んでいる部分がある

自分のサイズはいくつ?自宅でできる正しい測り方を紹介!

下着の正しい測り方~ブラサイズ編~

ブラジャーのサイズは、「カップサイズ(アルファベット表記)」と「アンダーバスト(数字表記)」で表されています。

そのため、自分でバストを測定する時にも、「トップ」と「アンダー」の2箇所を測定する必要があります。

柔らかいタイプのメジャーと鏡を用意し、できるだけ薄着の状態になって計測するようにしましょう。

トップの測定

胸の膨らみが一番高い所が「トップバスト」と呼ばれるため、乳頭(乳首)を通る部分を測ります。

背中が丸まらないように気を付けながら、体を90度に傾け、背中からバストトップにかけてメジャーを1周させましょう。

バストが大きめの方や下垂タイプの方、下を向くと上手く計測できない場合は、1番着け心地の良い下着(パットが入っていないもの)を着用し、正面を向いたままで計測しても構いません。

自分で行う測り方は、メジャーがねじれたり、斜めになってしまわないよう、しっかり鏡を見ながら計測してください。

アンダーの測定

アンダーバストは、胸の膨らみのすぐ下で計測しますので、立ったままの状態でメジャーを巻きましょう。

ブラジャーの着け心地を最も左右する部分なので、きつく締めすぎたり、ゆるめすぎたりしないように気を付けることが大切です。

トップの測定時と同じように、メジャーのねじれや傾きに注意し、鏡を見ながら正しく測ってください。

アンダーサイズは、測ったそのままの数字がブラのサイズに反映されますが、基本的に5cm刻みで作られています。

半端なサイズだと悩みやすいポイントですが、67cmなら「アンダー70」、82cmなら「アンダー85」といったように、1つ上のサイズを選びましょう。

カップサイズの決め方

A、B、Cなどのブラカップは、「トップサイズ-アンダーサイズ」の計算式で算出します。

この差が2.5cm大きくなるごとに、カップサイズが1つずつ上がっていくという仕組みです。

自分のトップからアンダーを引いた数字が半端な場合、1.25cmより小さければ下のカップを、1.25cmより大きければ上のカップを選ぶのがポイントです。

たとえば、トップとアンダーの差が5.8cm(+0.8cm)ならAAAカップになりますが、差が6.5cm(+1.5cm)ならAAカップになります。

トップとアンダーバストの差 最適なカップサイズ
約5cm AAAカップ
約7.5cm AAカップ
約10cm Aカップ
約12.5cm Bカップ
約15cm Cカップ
約17.5cm Dカップ
約20cm Eカップ
約22.5cm Fカップ
約25cm Gカップ
約27.5cm Hカップ
約30cm Iカップ

※上記の表でBカップの方が、アンダーサイズは67cmだった場合、「B70」というブラサイズを選びます。

よりフィットするブラサイズの選び方があった!

ブラジャーのサイズは、トップバストとアンダーバストから導き出すのが一般的ですが、実は好みの着用感によって変える事が可能です。

ブラの締め付け感が苦手な場合、カップを下げてアンダーサイズを上げる事で、フィットしながら苦しさを軽減することができます。

「C70」の女性であれば、「B75」のブラジャーを選ぶと、より楽に着用できるという事です。

また、しっかりとした着け心地を好む方は、カップを上げてアンダーサイズを下げると、ホールド感を感じやすくなります。

「C70」の女性であれば、「D65」のブラジャーを購入することで、フィット感がより強く実感できるという訳です。

下着の正しい測り方~ショーツサイズ編~

ショーツのサイズは、ヒップを計測することで自分にピッタリな大きさを把握することが可能です。

ヒップは、お尻の一番膨らんでいる部分が計測位置になりますので、体を横から見て正しい位置にメジャーを回しましょう。

ショーツは、ブラのように細かなサイズの区分けがないため、自分のヒップサイズが「S」「M」「L」などのどれに当てはまるかを確認し、適したショーツを選びます。

一般的な日本メーカー(ワコール、トリンプなど)であれば、下記のサイズで作られている事が多いです。

ショーツサイズ ヒップサイズ
S 82~90cm
M 87~95cm
L 92~100cm
LL 97~105cm
3L 102~110cm

※2つのサイズに当てはまる場合、フィット感が欲しければ下のサイズを、ゆったり感が好きなら上のサイズを選びます。

ガードルを履くなら「ウエスト」が必要!

ショーツよりも布面積が広いガードルは、体型補正としての役割があり、お腹やお尻、太ももなど下半身のシルエットを綺麗に整えてくれます。

ボディラインにフィットする洋服やドレスなどを着用する際、ガードルを履く事でより美しさが増すのです。

サイズを選ぶ際は、ヒップサイズに加えてウエストサイズが必要になるため、ガードルを買う時は忘れずに測定しましょう。

ウエストの測り方は、一番細い部分(くびれ)を計測位置にしてメジャーを回しますが、お腹を引っ込めたり膨らませてはいけません。

自然な体の状態で測る事が大切ですので、食後などは控え、リラックスして計測を行ってください。

ガードルサイズ ウエスト ヒップ
58 55~61cm 79~89cm
64 61~67cm 83~93cm
70 67~73cm 86~96cm
76 73~79cm 89~99cm
82 78~86cm 91~103cm
90 86~94cm 94~106cm
98 94~102cm 97~109cm
106 102~110cm 100~112cm
114 110~118cm 103~115cm
122 118~126cm 106~118cm

↑PAGE TOP